「梅は咲いたか桜はまだか」
ヤング安岡 ひと唄詠めば
北の山も 春がうずまき
二十七回まわった頃にゃ
京の桜も咲き始め
天然ものの春色前線
三十路街道そめあげる

桜ちりさる時ならば
しっかと目をあけ 新緑を
焼きつけ 早稲田広い背に
背負う男の重ね唄
火の山のごとく重ね唄
水面のごとく重ね唄

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