第5話



雄「陽ちゃーん!助けて狼だぁ」バタン。
3番目は、陽ちゃんぶた設計建築のセキュリティシステム搭載のハイテクハウス。
陽「もう大丈夫」と高音ボイスでも安心感をただよわす。
雄「陽ちゃん・・」尊敬のまなざしで
薫「陽ちゃん・・」涙目になりながら
村「陽ちゃん!」にやっと、3ひきのぶたの隣で笑う狼。

「うああああああああああ!!!!!!!?」
ずざざざーっと後ろ下がりをする3ひき。
陽「僕のハイテクハウスのどこから入ってきたんだ!?」
村「げんかん」
陽ちゃんのハイテクハウスは、まだ、電気をひいていなかった。

雄「優くん!助けて狼だぁ」ガシャーン。
4番目の優くんぶたは、またもや陽ちゃんぶた設計建築(?)
超剛金ロボ、グラッシャ。
雄「すげーこれ。陽ちゃんつくったん?おいら欲しい・・」
薫「・・・・・・」
優「かおくん、かおくん、せりふ、せりふ!」小声で優くんが言うと。
薫「あっ、えっと、ゆ優くん、これで狼をやっつけちゃえ」
優「よっしゃー!!陽ちゃん手伝ってぇ」
陽「うん」
ばちんっ!!しゅううううう・・・・。
薫「うわぁーん、まっくらだ」電気が消えました。
雄「忍法、鳥目の術!」
優「陽ちゃーん?」
陽「おかしい。なにか設計ミスが・・・?」
村「おーい!ぶたーーー。ロボットの後ろに大きなボタンがあったぞー(にやり)」
陽「あっスイッチだ・・」

狼は大きなくちをあけ
村「どーれーにーしーよーおーかーな」ぴたっ。
薫「ぼっぼくを食べるより、ぼくの作った料理のほうがおいしいよ!」

そして、狼と4ひきのこぶたは、かおくんのおいしい料理を食べて仲良くくらしました。
おかあさんぶたには、差し入れが毎日あるそうだとさ。

ぱちぱちぱちぱちー。
「次は、むつお先生のもにかです!」
一生懸命お客さんをあおって歌うむつお先生だけど
お客さんに振舞われた「かおくん特製さぬきうどん」には勝てなくて
無意味にあげた足が、悲しさを誘っていました。

おしまい。


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